新電力ニュース
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5月の電力切替件数は前月比1.8%増

■電力広域的運営推進機関が発表しました5月31日24時現在の全国スイッチング支援システム利用状況(2016年3月1日運用開始以来の累計)におけますスイッチング開始申請件数は1,640万件、前月末比で29万件(同1.8%)の増加となりました。

電力小売全面自由が始まりました2016年3月末時点での契約口数(従量電灯と低圧電力の合計)と比較しました各社の切替率につきましては、東京電力エリアの34.4%がトップで、関西電力エリアの33.6%、北海道電力エリアの26.1%、中部電力エリアの22.5%が続いており、全エリア合計での切替率は26.2%でした。

5月末における各社のスイッチング件数を同月の全エリア合計と比較すると、東京電力の48.2%がトップを占め、次いで関西電力の20.7%、中部電力の10.5%、九州電力の6.4%となっている。5月31日現在の、エリア別スイッチング状況は以下のとおりです。
<スイッチング支援システム利用状況>(5月31日24時現在の累計値)単位:千件

スイッチング開始申請 再点他申請件数
件数 全国比(%) 切替率(%)
北海道電力エリア 719.0 4.4 26.1 325.0
東北電力エリア 786.9 4.8 14.4 350.4
東京電力エリア 7,906.6 48.2 34.4 5,279.6
中部電力エリア 1,716.4 10.5 22.5 676.1
北陸電力エリア 100.4 0.6 8.1 76.2
関西電力エリア 3,387.3 20.7 33.6 1,632.1
中国電力エリア 416.6 2.5 11.9 193.6
四国電力エリア 276.8 1.7 14.3 137.9
九州電力エリア 1,053.8 6.4 16.9 681.1
沖縄電力エリア 35.0 0.2 4.6 3.9
合計 16,398.8 100.0 26.2 9,356.4

※注1:「スイッチング」とは、スイッチング開始申請の件数を指します。
※注2:「再点他」とは、再点(内線設備工事を伴わない接続供給の開始)、廃止・撤去、
アンペア変更、需要者情報変更の合計値を指します。
※注3: スイッチングのうち、切替率は経産省/エネ庁の電力調査月報における2016年3月の
契約口数(従量電灯と低圧電力の計)と比較したものとなっています。

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